服部のこだわり
製法
美味しさのために、伝統の製法を守り続ける
素材の美味しさをそのまま豆腐に活かせるよう、服部では伝統製法を続けています。
豆腐造りはとてもデリケート。添加物を使用していないのでなおさらです。
豆腐を造るスタッフが「職人」と呼ばれる由縁です。
豆腐造り とある一日の流れ
豆腐造りは驚くほど早くからはじまります。時間はその日の内容によって変動がありますが、とある一日の豆腐造りの流れをご紹介いたします。
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1:00 am
豆腐造り開始
まだ夜が明けるずいぶん前、暗いうちから職人たちが出社します。
今日出荷する分はその日に造ります。注文の状況から、本日の段取りなどを軽くミーティングして、さっそく作業開始。大豆の粉砕
一晩水に浸けていた国産丸大豆。十分に水を吸って大きくなっています。
この大豆を、洗浄し粉砕します。 -
1:30 am
加熱、豆乳絞り
粉砕した大豆を加熱し、豆乳を絞ります。
とろんとクリーミーな豆乳。豆乳の良し悪しが豆腐の味を左右します。服部の豆乳は「濃い」のが特長。
大豆の旨みをしっかり含んだ豆乳です。そのままでもとても美味しいです。 -
2:00 am
豆乳を「にがり」で固める
国産にがりを、豆乳に流し入れ豆腐を固めます。
入れるタイミング、量、混ぜ方は非常にデリケートで、職人の腕の見せ所です。
豆乳が濃くなればなるほど、なめらかで綺麗に固めるのが難しいと言われています。 -
3:00 am
おぼろ豆腐の完成
固めた豆腐を、カットするのではなく1つひとつお玉ですくって器で仕上げたのがおぼろ豆腐。
ふんわりとした食感で水分を多く含み、人気の商品です。綺麗な形にすくうのもスタッフの技です。型入れ、成形
おぼろ以外の豆腐は型に入れ、四角く成型します。脱水しカットします。
現在は機械でカットすることがほとんどですが、この様に専用のカット道具もあります。出荷準備
仕上がった商品を検品し、出荷のためのパウチなどを行います。だいたい朝の3時には仕上がっていることがほとんどです。
お揚げ造り とある一日の流れ
服部のお揚げの美味しさの秘密は、なんといっても100%国産こめ油で揚げているから。
ふっくらとして後味あっさり。人気のお揚げ造りの現場をご紹介いたします。
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4:00 am
揚げ造り開始
揚げ用の豆腐は、実は他の豆腐と分量が異なります。より美味しい揚げのために、揚げ専用の豆腐を造ります。
揚げの元となる豆腐が完成
大きく平たい木綿豆腐が出来上がりました。
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4:30 am
揚げのサイズに、薄く裁断
写真のように、豆腐を薄くカットします。このサイズがそのまま揚げの形になりますので、集中して切っていきます。
長年の経験により、一枚一枚計らなくてもほぼ均一の揚げになります。こめ油で揚げる
カットした揚げ用の豆腐を揚げていきます。服部の揚げは100%国産こめ油を使用しています。
こめ油はお米の「ヌカ」から採った油。栄養価が高く美容・健康にもいいと注目を集めています。
良質のこめ油を使うことで、味はもちろんのこと、揚がり方がふわっと軽く、冷めても美味しく、”油抜き”の必要がないお揚げに仕上がります。 -
5:00
完成
白い豆腐が、美味しそうな淡いきつね色になりふっくらと揚がりました。冷まして袋に詰めていきます。
揚げたての揚げはさっくっと香ばしく、最高においしいです。