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山椒が香る「おぼろ」新発売です

 「山椒が香るおぼろ」

 

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‟手間をかけるという贅沢“

無駄をなくす、効率を優先するということが良いとされがちな現代においてあえて手間のかかる手造りにこだわった逸品をお届けしたい。

そんな思いで山椒香るおぼろが誕生いたしました。

 

南禅寺豆腐屋服部は明治43年創業、今年111年目を迎える京豆腐の老舗です。京都市左京区、南禅寺や京都大学など歴史と文化があふれる街で3代にわたり国産大豆とにがりだけの豆腐、油揚を手造りで造り続けてきました。 しかし近年豆腐造りも機械を使用することが増え、本当の手造りというものを見つめなおしたいと111年という1が三つ並ぶこの年に新たな一歩を踏み出す第一弾として今回の「山椒が香るおぼろ」プロジェクを企画しました。

 

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山椒のふるさと「かんじゃ山椒園」


「山椒が香るおぼろ」に使用するぶどう山椒は葡萄のように房に実がなり、粒も大きく香りも豊かな「緑のダイヤ」と呼ばれる高級品です。

 

山椒生産農家の中でも品質、加工技術で有名な「かんじゃ山椒園」さんの粉山椒と山椒の水煮を今回使用させていただきました。

代々和歌山県有田川町で山椒を育ててこられて15年位前からは加工品の製造にも取り組み、今では国内だけではなく海外にも出荷されています。和歌山の山椒の歴史は古く平安時代から文献に名前が残っているそうです。江戸時代の山椒納入について描かれた絵も見せていただきました。

 

かんじゃ山椒園では収穫した山椒を粉山椒にする際一粒づつ手作業で種と小枝を取り除きます。雑味の無いスッとする香りのために必要な手間で機械ではここまで細かい作業は無理ということでした。

気の遠くなるような手間をかけて山椒は香り豊かな粉山椒へと加工されていきますが、ここにも永岡さんのこだわりが有ります。山椒を粉にひくのに使われるのは石うすです。石うすでひくことで熱が発生しにくく香りが飛ばず、良い粉山椒になるからとおっしゃっておられました。

 

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山椒香味油を造る築野食品工業

かんじゃ山椒園の香り豊かな粉山椒から山椒香味油を造っておられるのが和歌山県かつらぎ町の築野食品さんです。

築野さんは米ぬかから米油や化粧品などに使われる成分原料を製造されています。これは創業者の方の「もったいない」という精神に基づくもので日本人の生活に欠かせないものであった米を余すことなく使い切るという今、注目されているSDGsの考えを時代に先駆けて実践してこられた企業なのです。

 

山椒香味油にも多くの手間がかけられています。一本一本粉山椒を計量して入れた後、米油を詰められたビンは湯せんをして時間をかけて山椒の香味成分を浸出させます。

すべて手作業のため一日の生産量は限られます。大きなタンクで一度に造ると香りが均一にならないため手間はかかるが一本一本大切に仕上げていますとのことでした。

たくさんの人と手間をかけて造り出された山椒香味油を服部の技でおぼろ豆腐に仕上げました。北海道産大豆の豆乳に贅沢に山椒香味油を練りこみ、沖縄産にがりで固めます。

おぼろ豆腐は木綿豆腐や絹ごし豆腐と違い型に入れて固めるのではなく、一つ一つ手作業でパックに汲まれます。

仕上げに山椒の水煮をトッピングして「山椒が香るおぼろ」は完成します。

 

 

山椒は味覚を鋭敏にし、食材の味を強めてくれるといいます。おぼろ豆腐に練りこむことで大豆の甘みが強調され何も掛けなくても美味しく召し上がっていただけます。

そのままで罪悪感の無いお酒のあてにも。

 

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商品仕様

内容量:150g
原材料 大豆、実山椒、食用香味油
凝固剤(塩化マグネシウム)
消費期限発送日から5日

 

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